[白魔道士LV35]クエスト『森の嘆き』

ラヤ・オ・センナ : へぇ……前より白魔道士らしい顔つきになってる。
でもまだまだ、今のあんたは雛チョコボみたいなものよ？
「鎮撫の儀」までに覚えること、いっぱいあるんだから。
ラヤ・オ・センナ : そもそも、儀式をするためには、
まず精霊と交感できるようにならないとね。
ラヤ・オ・センナ : ちょうど、「スカンポの安息所」の近くに、
「長老の木」ほどの大きさではないけど、
怒りに囚われた樹があるのよ。
ラヤ・オ・センナ : この樹の精霊を鎮め、癒してあげてほしいの。
樹に向かって手を掲げ、精霊の心と直接、交感するのよ。

ラヤ・オ・センナ : その時、もしかしたら……
精霊の怒りが、魔物を喚んでしまうかもしれないわ。
でも、恐れないでDuke。
ラヤ・オ・センナ : まずは魔物を追いはらい、
心を落ち着けて、樹の精霊と交感すれば……
必ず怒りに囚われた心を鎮め、癒せるはずだから。
ラヤ・オ・センナ : あたしたち白魔道士の力は、癒しのための力よ。
そのことを、決して忘れないで。

スカンポの安息所の指定地点

スカンポの安息所の指定地点を鎮める

ラヤ・オ・センナ : ……さっき、精霊の怒気が、ひとつ減ったのを感じたわ。
見事にやり遂げたようね、Duke。
ラヤ・オ・センナ : 精霊と交感して、その心を癒したことでわかったろうけど、
黒衣森と精霊ってね、分けられないものなのよ。
ラヤ・オ・センナ : 今、黒衣森がおかしくなっているのも同じ……！
本来なら少し森が傷ついても、精霊たちが調和を保つの。
でも、精霊が怒りに囚われれば「敵」を排除しようとする。
ラヤ・オ・センナ : 「敵」とは、森にとっての異物……人もその内に含むのよ。
だからこそ、長老の木に棲まう大精霊を鎮めなくては！
私たち、白魔道士がね。

ラヤ・オ・センナ : そこには、種族や部族の違いなんて関係がないのよ。
精霊と交感し、森を癒す……癒し手として、
純粋にその「力」だけが求められるの。
ラヤ・オ・センナ : ……そこら辺、ア・ルンにもわかってほしいのよね。
まったくあの子ってば、二十歳にもなろうっていうのに、
伝統に縛られて、アッタマが固いんだから……。
ラヤ・オ・センナ : そりゃ、「角尊」としての立場やプライドにこだわる
ア・ルンの気持ちはわかるわよ……？
ラヤ・オ・センナ : でも実際問題、それじゃ解決できない問題はあるんだもの。
そろそろ、あの子にも納得してもらわないと……。

ラヤ・オ・センナ : ……よし、少し時間をくれる？
あんたのことをア・ルンが認められるように、
ちょっと方法を考えてみるわ。

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