[幻術士Lv10]クエスト『風の試練』

クエスト『風の試練』

エ・スミ・ヤン : よい眼差しです。
幻術士としての身構えがなってきたようですね。
エ・スミ・ヤン : 前回の課題であなたは「土の力」を知りました。
今度は、「風の力」について知ってもらいましょう。
エ・スミ・ヤン : 東部森林、「フルフラワー養蜂場」の
道士「ウルフュー」に教えを求めなさい。
彼女は風の精霊の声を聞く、よい耳を持っています。
エ・スミ・ヤン : 若くとも、優秀な幻術士です。
あなたが「風の力」を知るために、
よい課題を与えてくれることでしょう。

ウルフュー

ウルフュー : 私がウルフューですが……
ああ、あなたが新しい同朋ですね。
エ・スミ・ヤン様から、話を聞いていますよ。
ウルフュー : 私のもとを訪れたということは、
「風」について教えを受けるよう言われたのですね。
ウルフュー : さて、どうしましょうか。
実は、私も道士になったばかり。
後輩を導くのは初めてなのです。
ウルフュー : うーん……あ、いい課題がありました。
「花蜜桟橋」の東に、小さな泉があります。
そこで「ハニービー・スウォーム」を退治してください。
ウルフュー : ただの魔物退治ではありませんよ?
これも「風」を知るための課題なのです。

指定地点

ウルフュー : おかえりなさい。
ハニービー・スウォームを退治してきましたね。
ウルフュー : 実はあの辺り、本来ならば、
ハニービー・スウォームは寄り付かぬ場所なのです。
彼らの糧となる花が咲いていませんから。
ウルフュー : ところが、何かの原因で「風向き」が狂い、
魔物が誘いこまれてしまった……。
それが何か、わかるでしょうか?
ウルフュー : ……それは「属性の淀み」。
風の流れが、淀みによって捻じ曲げられてしまっています。
ウルフュー : もう一度「花蜜桟橋」の近くの泉に行き、
周囲で「風の淀み」を探してみてください。
そして、あなたの幻術で、これを浄化してくるのです。

風の淀み

風の淀みを浄化

ウルフュー : お見事でした。風の淀みを浄化できましたね。
ウルフュー : フルフラワー養蜂場に来てください。
待っていますよ。

ウルフュー : おかえりなさい。
私の甘い判断で、あなたを危険にさらしてしまいすいません。
ですが、淀みが深刻だった分、学びも多かったことでしょう。
ウルフュー : 風そのものと戦い、何を感じましたか?
「風」は「土」ほど大きな破壊力はありません。
ウルフュー : しかし、薄く無数に刻まれた傷は
小さいながらも長い間、受けた者の身を苛みます。
ウルフュー : それがどれほどの痛みなのか……
「風」の傷を、その身に直接刻むことで実感できたでしょう。
ウルフュー : 風はどこにでも吹いています。
異国の空の下でも、肌に風を感じるたび、
今回学んだ「風」の力を思い出してください。
ウルフュー : それにしても……近頃、「淀み」に出くわすことが
増えている気がします。何か気になります。
ウルフュー : 森に良くないことが起きているのかもしれません。
冒険者のあなたならば、とは思いますが、
どうかお気をつけください。
ウルフュー : それでは、私からの指導は終わりです。
幻術士ギルドに戻り、エ・スミ・ヤン様にお知らせください。

エ・スミ・ヤン : おかえりなさい。
無事「風」の力を学ぶ務めを終えたようですね。
エ・スミ・ヤン : 「土」と「風」……
学んだ力を完全に理解するには
少し時間がかかるかもしれません。
エ・スミ・ヤン : しかし、焦ることはない。
「自然」を知ろうとする姿勢があれば、
必ず、「自然」もあなたに応えてくれるでしょう。
シルフィー : 今度は「風」の修行?
ご苦労なことね。
シルフィー : そんなことしなくても、幻術は使えるわ。
癒すことも、治すこともできるわ。
エ・スミ・ヤン : ……自然と幻術は決して切り離せない。
そう、教えたはずです。
エ・スミ・ヤン : また、課題を放り出してきたのですね、シルフィー。
エ・スミ・ヤン : あなたが頷くまで、何度でも言いましょう。
「自然」を知らぬまま幻術を使えば、いつか……
シルフィー : だって、必要ないもの!
お母さんは「自然」なんて学ばなかったけど、
たくさんの人を癒して、たくさん感謝をもらってたわ。
シルフィー : だから私は、幻術士ギルドにも所属しなかった
お母さんと同じふうに幻術を学んで、
すごい幻術士になってみせる。
シルフィー : ねえ、それよりエ・スミ様! 聞いて!
私、とうとう「レイズ」の魔法も使えるようになったのよ!
エ・スミ・ヤン : まさか……!
あなたは……なんてことを!

エ・スミ・ヤン : その魔法を使ってはなりません!
もし使えば……あなたから、「幻術士」の名を剥奪します。
シルフィー : ……なんで、怒るの?
べつに、誰かを傷つけてるわけじゃないのに……!
エ・スミ・ヤン : それでは駄目なのですよ、
シルフィー……。
エ・スミ・ヤン : ……すみません。
お見苦しいところをお見せして。
エ・スミ・ヤン : 彼女の亡き母親もまた、幻術士だったのです。
そして、シルフィーと同じく回復の魔法しか使えなかった。
彼女はその背中をずっと追っているのです。
エ・スミ・ヤン : 自然の力を借りずに人を癒す……
それはそれで稀有な才能かもしれません。
ですが、やはり「正しい幻術」とは言えない。
エ・スミ・ヤン : 本来、そんな方法では
「レイズ」など使えるはずもないのです。
このままでは彼女の母のように……
エ・スミ・ヤン : ……弟子ひとり諭せないようでは、
私もまだまだ、未熟者ですね。
エ・スミ・ヤン : 今回の教えは、これで終わりとしましょう。
あなたに力を与えてくれる自然への感謝を
ゆめゆめ忘れてはいけませんよ。

クエスト『風の試練』の報酬

クエスト『風の試練』をコンプリートした!
Duke Neoflowはクルークを手に入れた。
Duke Neoflowはドレスグローブを手に入れた。
クルークはアーマリーチェストに入りました。
ドレスグローブはアーマリーチェストに入りました。
Duke Neoflowは1710ポイントの経験値を得た。

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