メインクエスト『失われし伝承と存在』

クエスト『失われし伝承と存在』の受注

ミンフィリア : グリダニアからの支援も受けられそうだし、
そろそろ、準備万端と言ってもいいかしら。
……なにもかも、あなたが頑張ってくれたおかげね。

ミンフィリア : わたしたちは、いくつかの班にわかれて
レヴナンツトール入りする予定よ。
ミンフィリア : 大きなキャラバンでも組もうものなら、
人にとっても、魔物にとっても、
格好の的となってしまうもの。

ミンフィリア : 班の護衛役と非戦闘員以外は、
それぞれ単独で現地へ向かってもらいます。
光の戦士たるあなたは……当然、後者ね。
ミンフィリア : わたしたちが移転したあと、この砂の家は、
「暁」に所属する冒険者の集いの館として解放する予定よ。
ウリエンジェさんには、引き続きここの執務長を任せます。

ミンフィリア : ウリエンジェさんから、強い申し出があってね。
いっしょにレヴナンツトールに行くよう説得したのだけど……
ミンフィリア : ここの執務長をやりながら、蛮神問題の解決に向けて、
調査に専念したいらしいの。
ミンフィリア : それに、まだやり残していることがあるとも言っていたわ。
……きっと、アリゼーの件ね。
ミンフィリア : 何かあれば駆けつけてくれるらしいから、
ここは彼に任せて、わたしたちは安心して出発しましょう。
ミンフィリア : ……さてと、準備が整ったことを
ウリエンジェさんに伝えてきてもらってもいいかしら?
あなたと入れ違いだったから、まだその辺にいると思うわ。

ウリエンジェと話す

ウリエンジェ : 準備……委細承知しています。
移転ののちに、この家を訪ね来る者については、
私がレヴナンツトールへ案内する手はず……。

ウリエンジェ : 旅立つあなたに、この言葉を贈りましょう。
……歴史は記憶に依って成るもの。
ひるがえって、人もまたしかり。
ウリエンジェ : 記憶に依らぬは、薄絹の宵闇にひるがえるがごとく。
いずれは、闇に溶け行く運命(さだめ)。
ウリエンジェ : されど、薄絹は暗中に変わらず在り。
しかして……其は人に、歴史に通ず。

ウリエンジェ : ……ふふ、今日ばかりは趣向を変え、
あなたの言葉で語りましょう。
どうか、この砂の記憶を、お忘れになりませんよう……。

ミンフィリア : キャァァァァ!

ウリエンジェ : 今の悲鳴は……ミンフィリア?

ミンフィリア : 持っていくものは、これで最後ね。
……ルイゾワ様、少しの間、窮屈でしょうが、
我慢してくださいね。

???? : ……それが賢人ルイゾワが持っていたという、
名杖「トゥプシマティ」か……。

ミンフィリア : 赤き仮面……もしやアシエン!?

???? : ほう、私の姿を認識できるか。
……やはり「超える力」の持ち主なのだな。
ミンフィリア : でも、その白き衣は……。
???? : 人の伝承には伝わっていないのか?
まぁ、私がこの世界に来たのも数千年ぶりだ。
仕方あるまい。
???? : 待ちたまえ、私は調停者だ。
黒法衣どもとは違って、君たちと戦う意志はない。
ミンフィリア : 黒法衣……アシエン・ラハブレアのこと!?
???? : 彼に痛手を負わせてくれたようだな。
ずいぶんと悔しがっていた。
???? : だが、奴等にとっては、いい薬となっただろう。
ミンフィリア : 悔しがってって……まさか!
アシエン・ラハブレアはあの人が倒したのよ!?
???? : 深淵の司祭を退けた君たちだ。
少しは我々のことを理解していると思ったが……。
???? : 我々は不死なる存在。
人への憑依……闇のクリスタルを破壊したところで、
その存在が滅するものではない。
ミンフィリア : そんな……。

タタル : ……どうかしたでっすか?
タタル : ミンフィリアさん、具合でも悪いでっすか?
お疲れでっすか?
このところ、引っ越しの準備で忙しかったでっすもんね。
タタル : 少し休憩するといいでっす。
荷物は私が送っておくでっす!
???? : あの者に、なぜ私が見えないか不思議か。
……あの者は私という存在を「認識」していないからだ。
ミンフィリア : ……認識……ですって?
???? : そう、肉体という古き器を持たぬ我々は、
人にとって「不確か」な存在。
???? : 時には、亡霊のごとき姿に。
時には、影無き人の姿に……。
見るものによって、その在り方を変える。
???? : 私のことが伝承に伝わっていないなら、なおさらだ。
君たち人にとって、私は「存在していない」のだから。
ミンフィリア : なんてことなの……。
???? : しかし、超える力を持つ者は違う。
超える力は、その壁ですら超えることができる。
わずかなきっかけがあれば、我々の正しき姿を認識できよう。

ミンフィリア : 超える力……。
この力はいったい……。

???? : 君たち人は、その力の真なる能力を引き出してはいない。
受け入れるのだ……「超える力」を。
ミンフィリア : 受け入れるですって?
???? : その時、我々と君たちは、目的をひとつとした同志となる。
そうなれば、もはや争うこともないだろう。
???? : 私は調停者……君たちと戦う意志はない。
今日は、そのことを伝えに来ただけだ。
いずれまた会おう。
ミンフィリア : ま、待ちなさい!
ミンフィリア : キャァァァァ!
???? : やはり、超える力を持つ者を
取り込むことができぬようになったか……。
???? : 「アーダー」も考えものだな。
ミンフィリア : その感じ……過去視で見たのね?
……フフフ、説明する手間が省けたわ……。
ミンフィリア : どうやら、私を殺すつもりはなかったようね……。
もう大丈夫よ。
タタル : ミンフィリアさん、ダイジョブでっすか!?
今の悲鳴はなんでっすか!?
タタル : 目眩でっすか? 立ち眩みでっすか?
お疲れなら、ぜひ、このタタル特製薬茶を……。
ミンフィリア : ウリエンジェさん、お願いがあります。
委員会に連絡して「禁書」の閲覧許可をもらって。
ミンフィリア : わたしたちは、もっと知る必要があるわ。
アシエンを……彼らのことを。
ウリエンジェ : ……まさか、先ほどの悲鳴はアシエンに?
ウリエンジェ : ここに来る途中、何者かの気配が街の方へ。
……もしや、あれがアシエンでは?
ミンフィリア : Duke、追って!
あの白き衣のアシエンからは、嫌な感じがするの!
ウリエンジェ : ……タタル嬢、手伝いを頼みます。

白き衣のアシエンを追跡

砂の家のミンフィリアに報告

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